投資用のマンションを買う場合に、地域性はとても重要です。それは物件を選ぶときにここは投資しても価値が有るのかどうかという点から、考えると先ず大事なのは、そのマンションに賃貸需要があるのかどうかということです。極端なことを言えば、過疎の地域には、マンションはないですよね。それは需要がないからです。

それでは投資用マンションを購入する場合に、日本の首都である東京が最も投資効率が高いのはいうまでもありませんよね。何と言っても人口が集中しているからです。

不動産投資で大事な3つのポイント

そんな中でも、マンションの投資をする場合の最低限チェックをしておかないといけない点はというと、

  1. 通勤、通学に便利であるということ
  2. 将来性のあるエリアであるということ
  3. 徒歩10分圏内にマンションが位置すること

の3点です。

23区内か23区外か

都内で不動産投資をする場合に23区内にするか23区外にするかと悩んだ場合には、まずこの3点を振り返るようにしてください。2番めについては、都市計画法の問題もあるので、該当する物件を見つけ出すのは難しいところです。

3番めの徒歩10分圏内と言うのは、最低限の徒歩圏です。ですから、最寄り駅から自宅までは近ければ近いほど、資産価値が高くなります。この部分はキッチリこだわりましょう。いわゆるバス便のマンションとなると、確かに居住性は高いかもしれませんが、賃貸物件としてバス便のマンションの需要は高くありませんから、投資という点で考えた場合には、まずは除外をしたほうがいいと思います。

通勤に便利な立地かどうか

最後の通勤通学に便利な立地という点が不動産を投資する上でもっとも重要なポイントです。特に重要なのが通勤です。一般的にオフィスのある立地と言うのは、取引のしやすさという点で、千代田区、中央区、港区、新宿、渋谷、品川に会社が集中していますよね。そうすると、この3区への利便性が高ければ高いほど、通勤をする人にとっては短時間でいくことが出来ますので、賃貸需要が高いです。したがって、23区内でもこの3区へのアクセスがいいところは、特に投資の対象にしてもいいと思います。

23区外でも、これらの地域へ通勤通学する時間が短ければ、短いほど賃貸需要がありますので、とくに人気のある調布市や吉祥寺や三鷹が近い武蔵野市などは、チェックをしてもいい地域と言えます。

このように投資をする場合には、まずは大きなビジネス街までのアクセスが便利であることがポイントといえますので、まずは自分が気に入った物件があった場合に、そこから千代田区、中央区、港区、新宿、渋谷、品川まで1時間かからない場所であるかどうかということをチェックする必要があると思います。